愚放記

貴方の手の中にある不条理と寄り添いたい。そして、世界から隔離されよう、いっしょに、

吉日が過ぎ去った後、トワイライトの御来光を忘れられないお嬢さんが店先で泣いてます

今晩は、また年が明けました。なんだか寂しい夜です。

最近、人の不幸が嬉しいと思います。

 

汚いとはわかっています。

 

けれど、馬鹿にしているわけではないのです

一見して不幸な彼らは、

幸せ故に、手首を切り、首を吊り、

不幸を自慢として語ってくれるからです。

 

彼らは幸せなのかもしれません。

 

先日、乳の垂れた雌犬を見ました。

繁殖し種を残す本能に忠実なんだなと思いました。

 

深夜には必ず、「冬のオルカ」を聴きます

 

綺麗な南十字星が目の奥で輝きます。

君は今頃、

南米で新種の爬虫類を探していますね

 

いま、

わたし幸せなので、死んでも良いです。

 

もうどこもいきたくありません

 

3,962兆年前から、

宇宙が終わり、始まる前から

君がずうっと好きなんです。

 

ありがとう

 

 

きっとあすには孔雀が鳴くでしょう

幸せなので

 

自分を殺したいままです

 

君はいづれ気づくでしょう

夕闇の怖さや、山狼がまだ生きていること。

 

誰にも無視できない、キッチンが音を立てて、狂い出す時計をアメーバに絡めてる。

 

そんなお話を聞いたんです。