愚放記

貴方の手の中にある不条理と寄り添いたい。そして、世界から隔離されよう、いっしょに、

明日を貴女に任せるから、なんて言えないままで

今晩は。

どうしても忘れられない一言が

耳にこびり付いて離れません。

私を責め立てる為だけに発せられた言葉

すれ違いざまに浴びせられた視線

頭がおかしくなっても、仕方ないと思います。

 

自殺を実行する日時を決めた後の

充実した日々はとても好きでした。

死ぬという大いなる目標。

人生の帰路

 

しかし、腰抜けの私は

その日その時間をどうにか生き抜こうと

足掻いて

結局死ねず終いです

 

死にたい

という表現に間違いがあるような

気もします

消えたい

という言葉の方が

適切な

 

そんな 

奇妙な

カエル倒立の夜です。