愚放記

貴方の手の中にある不条理と寄り添いたい。そして、世界から隔離されよう、いっしょに、

つぶやき箱

朝日が上る前に誰かから教えてもらった伝言を、貴方に伝えたいのです。

今日は、毎日暑い日が続いておりますが、お身体の方は大丈夫でしょうか。 誰かと仲良くなる度に別れを恐れ 誰かを愛する度に自分を呪い 誰かと溶け合うために人をも殺す 私の毎日は社会と顔も知らぬ誰かによって支配されています。 これは事実でない事はわか…

大好きだったものを覚えていますか、小学校の帰り道の匂いと静かな夕べを。

今日は、 焼け爛れる皮膚の上で 安らかに眠っている猫を抱きしめました 暖かい風が吹く頃には 宛名は君で、手紙を書く予定です。 夏が来る前の切なさは大好きです。 窓から差し込む檸檬色の光も ぬるい風も バスの中の劈く寒さも 田んぼに入る小学生も 硝子…

どうしようもない家族のなかで、逃げ場を失った母親

今日は、とても素敵な夕暮れですね。そんな中、一人カーテンを閉めて部屋に篭っているのは 私です家族に、とりわけ実母に 全てを否定され続けるのは 仕方が無いと思ってます彼女から逃げ場を絶ったのは私のせいですし、私がもう死という逃げ道しか残されてい…

唐突に。些細な雨の音が気になったり、先生のヒゲが濃くなった事、それは全部 繋がりを持っていた。

今晩は、私のところはとても冷えていますよ。月は相変わらず見えませんし、壁時計もこわれたまま です。最近はずうっとイライラしていた気がします。たとえば、友達と歩いていて不意に電柱が、雨の中駅に入った途端 誰かの笑い声が、部屋に転がったビンが、…